まろやかで風味豊かなお茶ができる天然日干し緑茶製法
プーアル熟茶(プーアール茶)の原料は雲南で昔から作られてきた釜炒り日干し緑茶を使用します。 緑茶には日本茶のように蒸気で仕上げる蒸し緑茶と、中国で一般的な釜炒り緑茶があります。雲南で作られる緑茶はその釜炒り緑茶の中でも、もっとも自然な風味を活かせる「天然日干し製法」で仕上げられています。 天然日干し製法の一番の特徴は味わいのまろやかさと独特の香りにあります。 一般的な熱乾燥機械などで緑茶を乾燥させると製造にかかる時間は短くて済みますが、その緑茶は渋みを比較的強く感じるお茶になります。 特に雲南大葉種は重合カテキンが豊富なお茶なので、乾燥機で乾かしてしまうとその渋みは本当に強烈なものになります。 そこで雲南ではゆっくり日干しで乾燥させる手法が取られており、乾燥に時間をかけることで渋みがおだやかに、かつ茶葉に含まれる重合カテキンは損なわれない茶葉ができあがるわけです。 また日干し製法は茶葉も独特のひなたぼっこのような香りを持ちます。 布団を干したときのあのなんともいえないほっこりした気持ちいい匂い、日干し製法でしか得られない香りが茶葉に含まれるわけです。 ゆっくり発酵熟成させることで重合カテキンがたっぷり含まれるプーアール茶に
当社のプーアル熟茶(プーアール茶)は一般的な雲南省のプーアール茶よりもゆっくり熟成発酵させる製法(発酵期間は一般のおよそ1.5~2倍)を採用しています。 この発酵技術により、一般的なプーアール茶よりも重合カテキンがたっぷりのお茶に仕上がるのです。 また急激に発酵させないことで、プーアール茶の独特のくせや臭い(かび臭や土臭さ)を抑えて、おいしいまろやかなお茶ができあがります。 プーアル熟茶(プーアール茶)は「渥堆(あくたい)」と呼ばれる発酵製法を利用して、緑茶をコウジ菌など微生物の働きで発酵させています。 この「渥堆」工程は一般的に3~4週間の期間で仕上げますが、当社のプーアル熟茶(プーアール茶)は6~7週間の期間をかけて、ゆっくりじっくり発酵させます。 ゆっくり発酵させるためには特別な経験と技術が必要で、しかもコウジ菌などの微生物を利用するのでその時々の気候により繊細に条件が変わります。 そのため、発酵期間は茶葉から目をはなすことができません。 微生物がゆっくりと働ける良い環境を作りながら発酵させることで、じっくりポリフェノール成分が重合カテキンへと変わっていくのです。 この重合カテキンを壊さないために、発酵後もゆっくりと2週間近くの時間をかけて自然乾燥させています。 2段仕込み!最終工程は安心安全な日本の技術「高圧蒸気滅菌」で 当社のプーアル熟茶は日本に輸入された後、日本の先進技術である「高圧蒸気滅菌」工程を経て、安心安全で飲みやすいお茶をお客様にお届けしています。 プーアール茶は一般的な緑茶や紅茶などと違い、発酵工程があります。また、プーアール茶の重要な重合カテキンは高温で乾燥させてしまうと成分が少なくなってしまいます。 そのため、雲南現地では自然乾燥仕上げをしており、熱処理による殺菌がされていません。 一般的なプーアール茶は熱処理殺菌がされていないまま流通していますが、当社ではお客様の安心安全のため、最終的な殺菌工程を日本の「高圧蒸気滅菌」技術により仕上げています。 この技術を利用することで、短時間に殺菌工程を行うことが可能になり、重合カテキンなどプーアル茶に含まれる有効成分を壊すことなく、安全なお茶をお届けしております。 またプーアール茶独特のくせであるかび臭や土臭さも少なくなり、飲みやすいすっきりしたお茶に仕上がります。 「ゆっくり発酵熟成」と「高圧蒸気滅菌」の2段仕込みの技術により、当社のプーアル熟茶(プーアール茶)は一般的なプーアール茶よりもずっと飲みやすいマイルドなお茶になっているわけです。
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